今回の記事は、育児の相棒である夫について書いていこうと思います。
今では家事や育児を半分といっていいほど担ってくれています。
しかし、結婚当初から家事をしてくれていたわけではありません。
私と夫の関係についてお伝えしますので、これが正解というわけではありませんが、この記事を読んで、少しでもママの家事・育児をする負担やストレスが減ればいいな、と思い、参考程度に読んでもらえたらなと思います。
夫との出会い、そして入籍まで
大学時代のサークルで出会いました。年齢は夫が2歳年上。
1年3か月ほど付き合いましたが、夫が就職する際に遠距離恋愛になることもあり破局しました。
破局して4年ほどたち、同じサークルの先輩の結婚式で再会し、再度付き合うことになりました。
付き合っているときは優しい彼でした。
大好きだったので、結婚するにあたって家事ができるのかどうか、などは考えることもせずに入籍しました。当時、付き合えているだけでも幸せだったので、結婚した後、家事をしてくれるのかどうかなどは考えることはありませんでした。
入籍後
もともと遠距離恋愛だったため、一緒に暮らすために私が勤めていた病院を退職し新しい病院へ就職しました。
退職後は引っ越しをしてすぐに新しい病院での就職となりました。そして、助産師として産科でしか働いたことがなかった私。まさかのNICUという新生児の集中治療室での勤務となりました。産科で働くつもりだったので、驚きと不安。勉強しないと・・・という焦り。
慣れない家事とNICUの勉強と、それから半年後には結婚式も控えていたため、結婚式準備で私はとても忙しくしていました。
仕事が終わり、料理をして、後片付けをして、仕事の勉強をして、それから結婚式のためのダイエットのため2時間ほど走りこみをしていました。
ホルモンバランスが崩れていた時、横になりくつろいでいる夫を見て、一人で家事をしながら泣いたことも1度ありました。
ある時、二人で食材の買い物に行った後、私は食器洗いをしている最中、手が濡れている所、先ほど買った食材を「はい」と言われ渡されました。
「いやいや、今食器洗ってるじゃん。冷蔵庫に入れておいてよ。」
なんて、言えませんでした。
「ありがとう」と言って、手を拭き、食材を受け取り終わりました。
幸せな日々でしたが、多忙だったため、新婚のラブラブした感じはあまりありませんでした。笑
そしてその当時、夫が大好きだったため、「家事を手伝ってほしい」と言うことはできませんでした。今では考えられませんが。
夫を責めているわけではありません。上手く夫への協力を求められなかった私が悪いのだと、今でも思います。「コミュニケーションとれてないな、へたくそだな」と。
長女のお姫 誕生後
出産が終わり1か月ほどがたち、実家から自宅へ帰ってきて翌日です。
1か月間は私と長女お姫は外出ができなかったため、夫も退屈だったのでしょう。
「買い物に行こう」と、自宅から車で1時間かかるショッピングモールを提案してきました。
「実家から帰ってきて翌日だよ?徐々に生活に慣れてきてからでよくない?」
なんて言えませんでした。
でも私も気分転換にはなったので、楽しい買い物になりました。
そしてその日の夜、久しぶりにご飯を作りました。そして、食器の片付けが残っている中、お姫がぐずっており寝ません。
実家から自宅に帰ってきたばかりで環境の変化もあったせいなのか・・・なかなか寝かしつけが上手くいきません。
助産師ですが、初産婦です。こんなもんです。
今考えると、夫にお姫を抱っこしてもらっている間に食器洗いをしたらいいじゃん、もしくは、「私が寝かしつけするから食器洗っておいて」と伝えればいいじゃん、と思います。
その時は、私がお姫を抱っこして寝かしつけをしている中、夫は「寝るね。」と言って、汚れた食器がシンクに残っているままの状況で、寝室へと去っていきました。
「うん。」と私は言いましたが、心の中では
え・・・まだ赤ちゃん寝てなくて、すぐに起きるかもしれないのに、食器の片づけも終わってないのに・・・私いつ寝れるんだろう・・・
辛い出来事でした。
この出来事はおそらく一生忘れられない出来事でしょう。笑
新米パパさん、プレパパさん、気を付けてください。
「産後の恨みは一生の恨み」という言葉があるということを・・・
そして私は、産後健診で新米ママさんにえらそうに言います。
「旦那さんには、自分の辛い気持ちを伝えてる?」「まずママの気持ちを第一優先にして。大切にしてね。」
そんなこと私も全くできていませんでしたよ。
初産婦さんとお話していて思うこと、それはママが頑張り過ぎていることかなと。
ママは家族のため、赤ちゃんのために必死なんですよね。素敵なことだと思います。
でも、自分では頑張り過ぎているという自覚がないんですよね。私もそうでしたが。
お姫を出産した後、もっと力を抜けばよかったな、もっと夫や両親、義理の両親に頼ればよかったな、と今思います。
現在の夫の活躍ぶり
夫は本当に成長してくれました。笑
家事が残っている中、私と夫が一緒に寝かしつけをしていると、大体は二人とも子どもたちと一緒に寝てしまいます。21時に寝ることが習慣化してしまいました・・・。
一番に早く寝かしつけられるのは夫で・・・
すぐにいびきが聞こえてきて、長男のやさおが「もうパパ寝とるやん、はや!!!」と言い、私が爆笑するという流れを何度もやっています。
そのあと、私も長男を寝かしつけをしながらほぼほぼ毎日寝てしまい、3日に1回くらいは夜21時に寝て7時に起きるという生活です。
その3日に1回、夫は夜中に起き、洗濯を回し、洗濯物を畳み、食洗器を回し、食洗器に入らなかった食器を洗い、翌日の炊飯器を予約セットしてくれます。生ごみも捨ててくれます。
本当に感謝です。泣
入籍直後の夫からは想像もできません。
まとめ
教育したつもりはありません。もともとのポテンシャルなのかもしれません。
この記事で伝えたいこと、それは「私の夫すごいでしょ」ということではありません。
全く家事をしてくれなかった夫が、私と同じように家事をしてくれるようになった。男性は変わることができるということです。
ではどうやってここまで夫が変わってくれるようになったのか、私が心がけたことについて次の記事で書いていきたいと思います。すべての男性が変わってくれるわけではないと思いますが、少しでも参考になればなと思います。
あまり興味がない内容だったかもしれませんが、読んでいただきありがとうございました。
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