他県へ旅行に行った時のことです。旅行の前々日にも、微熱でロキソニンを何度か飲んでおり、旅行前は体調不良が続いていました。
旅行前日にはすっかり治って、よかったーと一安心していました。
旅館の泊まった部屋には、露天風呂がありました。夫と3人の子どもたちが寝静まり、一人で露天風呂に入りました。ややぬるかったのですが、一人でゆっくりお風呂に入ることなど、ほぼほぼない私にとっては、幸せな時間でした。
お風呂からあがり荷物をまとめ、次の日のために休みました。
しかし、明け方、悪寒が・・・
すごく寒かったのですが、日が昇り明るくなってから熱を測ってみようと、寒さを耐えながら布団に丸まりました。
朝7時になり、体温を測ると38.8℃。
旅行中だったので、もちろんその日のスケジュールはしっかり考えてありました。
旅行の一番の目的であるプリキュアショー。長女のお姫がとても楽しみにしています。
何とか行かなければいけない!!!!! と、ロキソニンをすぐに飲み、どうにか動ける状態で朝食を食べ、荷物をまとめ、旅館を出ることができました。
ロキソニンを5-6時間毎に飲みながら、なんとか室内遊び場で子どもたちを遊ばせたり、プリキュアショーにも行くことができ、予定通りに旅行を終えました。
ロキソニンを内服していたため、微熱程度だったのですが、怠さは感じながらもなんとか無事に帰宅することができました。
旅行から帰ってきた翌日。朝から、これはやばいなと思い、熱を測ると39.7℃でした。
授乳中であり、今までに乳腺炎を5回ほど繰り返してはいますが、その時は胸の痛みや熱感、発赤もなく、乳腺炎ではありませんでした。
その日は祝日であり、病院は閉まっているため、ロキソニンを飲みながら自宅で休むことにしました。風邪にしては高熱であり、何の感染症なのか?しかし検査もできないため、何の感染症なのかもわからずでした。
39℃もあると、子どもたちのお世話はできませんでした。
前日は38℃台で旅行中ということもあり、ロキソニンを飲みながら、なんとか子どもたちの面倒もみながら乗り切りましたが、39℃はさすがに身体が辛く。
子どもたちのお世話は夫にお願いをして、私は寝室で一人で寝て過ごしました。
午前中にロキソニンを内服し、少し熱も下がり、昼食時には子どもたちのお世話をしました。
私とパパだけはマスクをしていましたが、1日中パパに子どもたちのお世話をお願いすることは、なかなか厳しいため、できるだけ子どもたちに移らないようにマスクをしながらも、隔離はできない状況でした。
そのあとお昼の12時から17時までぐっすり眠りました。
長女を妊娠してから、一人で5時間以上眠ったことはなかったため、高熱とはいえ幸せな時間でした。5年ぶりの深い睡眠をとることができました。
3人の子どもたちのお世話を一人でしてくれたパパに、本当に感謝です。
それからパパが一人でお風呂に入る間だけ、私が子どもたちと一緒に過ごしました。たったの10分という短い時間でしたが、同じ家の中にいたのにも関わらず、ずっと離れて過ごした3人の子どもたちと過ごす10分間がとても幸せな時間でした。
3人の子どもたちは「ママ~」「ママ~」と言いながら、3人一緒に抱きついてくれました。
この日は私の誕生日でもあり、スポーツ飲料とゼリーしか食べられなかったし、ずっと一人で寝て過ごしただけの辛い誕生日となりましたが、大好きな子どもたち3人に囲まれ、私はすごく幸せを感じる瞬間でした。
こんなに幸せを感じたことはありません。
独身時代、自分が好きな時に、好きなものを食べたり、好きな時間に寝たり。友人と遊んだり、彼氏と遊んだり。それも幸せな時間だったのかもしれません。
結婚をして子どもが3人となると、本当に毎日忙しく、ご飯も立ったままで食べたり、お風呂も一人で浸かることはほぼありません。
寝るときも子どもたちがくっついてきて、変な体勢で寝ているため、起きた時には身体が痛くなったり、そもそも長男のやさおも「ママー」と言って1晩に2-3回起きることもあり、また次女の姫子もまだ、夜間の授乳で1晩に2‐3回起きます。子育てをしてきて5年以上、熟睡できることはほぼありません。
仕事が休みの日でも、片付けや掃除、食事の準備、食事や日用品の買い出しで、1日が終わり、ソファで1時間くらいくつろぐ時間があればいい方です。
それでも、独身の頃と比べると今の方が断然幸せです。
というよりも、独身の時は、今よりも自由度は高いですが、幸せだなぁと感じる瞬間があまりありませんでした。幸せを感じようと、意識して過ごしていなかったからかもしれません。
今は自由がなくなった分、ふと自分時間ができると幸せに感じます。意識して幸せを感じるようになった、のかもしれません。
子育ては幸せですよ、と言いたいわけではなく、独身時代、きっと幸せを感じる瞬間はたくさんあったはずなのに、感じてこなかった自分は損だったなと思います。
幸せを感じながら生きていたら、もっともっと楽しい人生になっていたはずです。
幸せはきっと自分の周りに転がっています。それを見つけられるのか、見つけられないのか、感じられるのか、感じられないのかは、自分次第だということ、それをこの記事を読み再認識してほしいなと思います。
幸せは自分の心の持ちようです。
この記事を書きながら自分自身にも言い聞かせています。
みなさんは、最近幸せを感じたことはいつですか?どんなことですか?
今回は助産師としてではなく、3人の子どもを持つ一人の母として、書いてみました。
幸せだなと感じたことを書くことで、より幸せな毎日を過ごせそうな気がします。これからも、助産師としてのブログと、一人の母として子どもたちとの日常についても書いていきたいと思います。
是非よかったら続けて読んでください。読んでいただきありがとうございました。
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